本日のレギュラークラスではマスターカリキュラムより抜粋してクロスガードを指導しました。
防御としてのクロスガードではなく、ガードポジションのフォームとしてのクロスガード(or クロスグリップガード)です。
相手のフォーム3のポスチャーを崩せなかった時に有効であり、一度セットアップすれば、ロールオーバースイープ、バックロールスイープ、オモプラータ、ストレートアームロック等、変幻自在のガードワークで相手を翻弄することができます。
トライフォース史上最強の使い手が渡辺直由先生でした。いつかまたナオ先生に特別クラスを実施して頂きたいですね。
ちなみに日本ではこのテクニックは「ホレッタ」の俗称で知る人が多いと思います。しかし来日時にホレッタ本人に聞いたみた人曰く「ホレッタ?その技はヘリコプターだ。」と言われたそうです。
ヘリコプターは、日本ではデラヒーバガードからのバックスピン系のテクニックの俗称として普及しています。
そしてホレッタ自身が「これが俺のオリジナルスイープだ」と言って説明した技は、トルネードスイープの俗称で知られる技だったようです。
何だかこんがらがってしまいますね。しかし日本国内で柔術を語る上ではどうでも良いっちゃどうでも良い話です。