1998年の年始に行われた国内初(?)柔術ルールによる大会『BJJ.JAM』。
パレストラ(現パラエストラ)東京のオープン記念イベントとして行われたと記憶している。まさに伝説の幕開けと呼べる大会であった。
私にとってはこれが正式な柔術ルールによる初試合だった(膝立ちから始まる道場内での練習試合は2度ほど経験していた)。
会場はファイトクラブの様相を呈していた。あれだけの人に囲まれた状態でよく戦えたなと思う。まるでランバージャックデスマッチのようだった。応援も物々しい。
画質や内容的には、グレイシーINアクションのビデオを見ているかのような錯覚にも陥る。
道場に入り切らなかった来館者の群れが、外階段の上まで溢れていたことをよく覚えている。
あの日、あの場所には、後に盟友となる多くの仲間達が居たようだが、まだ話したことはなかった。
パッと見た限りでは植松が見える。浜島くんも居たらしいが、初めて話したのはこれよりも大分あとの事だった。
少なからず資料価値もあると思い、ここに紹介する。