3月6日から3月16日までに渡ったロンドン遠征から先日無事帰国いたしました。
数回に分けてロンドン遠征記を書いていきます!
ロンドン遠征についての詳しい経緯等はこちらをご覧ください。
3月6日の早朝に羽田空港を出発し、上海を経由し約17時間かけてロンドンに到着しました。
自宅からロンドンでの滞在先までのドアtoドアだと約24時間かかりました。
ですが飛行機移動は度重なる遠征でもはや慣れました。飛行機でもしっかり休んでコンディションは良好です。
今回は初めてAirbnbを使ってみました。滞在期間が長くなるので、キッチンや洗濯機などを使いたかったからです。このチョイスは大正解でした!Ainbnb便利!
ロンドンに到着したのは3月6日(水)の夜でした。
最初の試合、アブダビグランドスラムロンドンは3月9日(土)ですが、UAEJJは前日計量制のため試合前日の夕方3月8日(金)に計量があります。
木曜日は滞在先でゆっくり休み、金曜日の計量もしっかりクリア!
会場のCopper Box Arenaはエリザベスオリンピック公園という大きな公園の中にあり、なかなか豪華な会場でした。日本だと駒沢公園的な場所かな!?

計量の様子
ハヤシユウスケさんに撮影していただきました。
ハヤシユウスケさんのウェブサイトはこちら
そしていよいよ試合当日です。
エントリー締め切り時点では私のカテゴリー、黒帯アダルト-56kg級は7人いたのですが、試合当日には3人に減っていました。。。
なんと試合前日でもカテゴリー変更ができるようです(それアリなんかい!)。
減量から脱落した選手がみんな上の階級へ行っていました(泣)
結局私は2回勝ったら優勝のトーナメントに。
1回戦はブラジルの選手と試合です。ここは試合前に立てていた作戦がバッチリはまりました。
得意のクロスボディアンダーフックパスを2回決め、6-2で勝利!
決勝戦は昨年のIBJJFアメリカンナショナルで敗れているブラジルの選手と。
リベンジをしたかったのですが、足関節の場外逃避とスイープで2点ずつ取られ、0-4で返り討ちにされました。
ロンドン三連戦の一発目、アブダビグランドスラムロンドンは準優勝という結果に終わりました。
この日は銀メダルと準優勝の賞金(1,500ドル)をもらってこの日は帰宅。
いやー、ここは勝ちたかった。。。ですが、試合直後からすぐに気持ちを切り替え、翌日のアブダビキングオブマットに備えます。
その2へ続く
先週の木曜日にリョウセイさんが久しぶりにトライフォースに来てくれました。
4年前、リョウセイさんが日本に住んでいた頃は本当に一緒に毎日練習していましたね。
リョウセイさんは現在ロンドン在住です。澤田が参加するプロ柔術ポラリスでは、リョウセイさんにセコンドについていただく予定です。心強い!
また練習しましょう!
私の新しいパッケージ作品、サワダースチョークが現在TFオンラインにて配信を開始しています。
「えっ!澤田ってサワダバーだけじゃなかったの!?」という方もいらっしゃると思いますので、私がダースチョークを得意になった経緯を書いていきます。
ダースチョークを初めて習ったのは白帯の時。初めて習った時は、「面白い技だけど、かけるチャンスが少なそうだなぁ。。。」と感じたのを覚えています。それからはスパーリングでもほとんどダースチョークはかけずに時は過ぎていきました。
青帯になると、サイドコントロールのトップからはアンダーフックをしてからのストレートアームロックが得意になりました。青帯の後半くらいから練習でもサイドコントロールを取る機会が増え、アンダーフックをしてからのアームロックに磨きがかかっていきました。そしてそれはサワダバーへと変化していきます。
紫帯になると、TF内では「澤田はサワダバーというアームロックをしてくる」というのが知れ渡り、練習でかなり警戒されるように。すると私がサイドコントロールを取ると相手はなかなかアンダーフックをさせてくれなくなりました。
アンダーフックをされない最も良い方法は、「自分がアンダーフックをする(=脇をさす)」という方法です。相手は私の脇をさすようになり、私は必然的にアンダーフックエスケープやベリーダウンエスケープを喰らう機会が激増します。
その時にふと白帯時代に習ったダースチョークをかけてみました。久しぶりに仕掛けたダースチョークは面白いように極まり、次第にもう一つの私の得意技になっていきました。「自分がアンダーフックをしたらサワダバー・相手がアンダーフックをしたらダースチョーク」という法則を見つけた時のパズルが埋まったような快感は今でも忘れられません。サワダバーとサワダースは本当に名コンビなのです。
黒帯になった現在は、さらに良い相棒に巡り合っています。ダースチョークの弟分とも言える、ネクタイチョークです。ネクタイチョークについてはまた今度書きたいと思います。
3月10日に行われる、UAEJJ主催のアブダビキングオブマットに澤田が参戦します。
参戦の経緯ですが、まずは前日に行われるアブダビグランドスラムロンドン大会にエントリーをしました。
こちらは56kg以下級でエントリーし、エントリー後に運営側から「翌日の10日に招待制の試合、キングオブマットを行うから参加しないか?」と誘いがあり、快諾しました。
つまり2日連続で試合をします。9日にグランドスラム(オープンエントリー、56kg以下)、10日にキングオブマット(招待制、69kg以下)といった感じです。
キングオブマットは今まで3度開催されていて、どのイベントも有名選手が集まった注目度の高いものでした。
今回もかなりの強豪が名を連ねていますが、インパクトを残せるよう頑張りたいと思います!
参戦する選手について、ブラジルブログ様が記事にしています。こちらからどうぞ!
ちなみにイベントに「アブダビ」と付いていますが今回の開催地はイギリスのロンドンです。ロンドンは初めて行くので楽しみですね。
アブダビキングオブマットの試合が終わって5日後にはプロ柔術ポラリスが同じロンドンで開催されます。
こちらからもオファーがありました!もちろん即答で参加を決めました。
ポラリスはサブミッションオンリーのプロ大会です。過去に8度行われています。
個人的にはサブミッションオンリーの試合は一度はやってみたかったので、かなりワクワクしています。
ポラリスの公式サイトはこちらです。
ロンドン3連戦、頑張ります!
3月5日は休館日となります。10:30からフリースパーがありますが、通常のクラスはありません。
写真は井賀さんによるサワダーハウスの撮影の様子です!
吉永が恐縮しまくっています(笑)
アドバンストクラスを見学しつつイメトレをする中田さんです。
「参加すればいいのでは!?」というツッコミが多くありましたが、この日は残念ながら予定があったようでイメトレのみで我慢されていました。