トライフォース天満ヘッドインストラクター
大黒喬士 Takashi Oguro
大阪府大阪市出身
2000年1月30日生まれ
こんにちは! 大黒 喬士(おおぐろ たかし)と申します。
この度、ご縁がありトライフォース天満のヘッドインストラクターとして活動させていただくことになりました。
私は2018年にトライフォース大阪の川本先生の下でブラジリアン柔術を始めました。
当時大学に入学したばかりの私は、「格闘技はかっこいいイメージがあるからやってみたい!」「でも打撃は怖いからやりたくないし、今から始めるのは難しそう。」「でも強くはなりたい!!」という何とも贅沢な考えを持っており(笑)、そんな条件で探していたところ寝技主体の格闘技であるブラジリアン柔術を偶然見つけました。
高校の体育で柔道を習った際、自分より体格的に優れた相手でも技をもって制することができる寝技を面白いと感じており、既に寝技には一定の関心を持っていました。
そんな中、当時見たwebサイトにブラジリアン柔術の紹介文の一部として「知識や技術を身に付ければ、練習すればするほど上達できる。」 といった内容が書かれているのを目にし、「僕が探していたのはこれだ!!!!」とその場で始めることを決意しました。
(今思えば、書かれていたほどは簡単ではなかった気もします笑)
以上が私が柔術を始めた理由ですが、続けていくうちにそれまで知らなかった柔術の素晴らしさにもたくさん気づくことができました。
一つ挙げるとするならば、やはり「誰でも始められ、誰でも楽しめる」点だと思います。
理由は大きく分けて二つあります。
一点目は個人に合わせた取り組み方ができることです。
競技会にて好成績を収めることを目的に激しくトレーニングするのも一つです。しかし激しいスパーリングや試合をせずとも、クラスで教わったテクニックの反復練習や各自で学んだ技術を仲間と共有し合ったり、道場というコミュニティそのものを楽しむこともできます。中には着用する道着やギアのブランドにこだわるといったファッション要素を楽しむ方もいらっしゃるなど、柔術の楽しみ方は十人十色です。
また、ブラジリアン柔術の試合は年齢別・体重別・帯別という3つの条件によって出場カテゴリーが分類されます。そのため、どなたでも自分とほとんど同一条件下の人と対戦することができます。
つまり、ブラジリアン柔術はどなたにでも門戸が開かれているのです。
二点目はブラジリアン柔術が知識や技術が重要であるスポーツであることです。
格闘技であるためもちろんパワーやスピードがあるに越したことはありませんが、将棋やチェスに例えられることもあるように、知識や技術といった後から積み重ねることができる要素も重要です。フィジカルという個人差が認められる要素をある程度カバーでき、また時にはそれらを凌駕することもあるのが素晴らしいなと感じます。
実際に私が18歳でトライフォース大阪に入門した時、40代50代の会員の方々とスパーリングをした際には手も足も出ませんでした。それはそこに知識・技術面における明らかな差があったからだと思います。
私が存じ上げている限りですが、国内には70歳を超えて尚日々練習や試合に臨んでいらっしゃる方もいます。トライフォース天満では会員様お一人おひとりのペースを尊重しつつ、そういったチャレンジ精神をいつまでも後押しできたらなと思います。
他にもたくさん魅力はありますが、続きは皆様各自でマットの上でお確かめください。
最後になりますが、ブラジリアン柔術を始めれば人生が変わる、とまでは言いませんが、
ブラジリアン柔術には「人生に彩りを添え、より豊かにする力がある」と私は思います。
私自身もこれまでの取り組みの中で大事なことをたくさん学ばせていただきました。
我々トライフォース柔術アカデミーの総代表である早川光由先生が確立された技術体系にはそれらを可能にする力があると思います。そして、それを教えるトライフォースの指導員もまた皆一様に厳正な認可試験をクリアした上で指導に臨んでいる人々です。
もしも今柔術に少しでも興味をお持ちであれば、ぜひ一度見学や体験にお越しください。
皆様にお会いできる日を楽しみにしております。