3/3(日)、鹿児島でセミナーをやらせてもらいました。僕が柔術を始めたところが鹿児島で、ねわざワールド桜島というところに所属していました。今回は、ねわざワールド桜島の代表、石牟禮さんからお話をいただきセミナーを開催することができました。
今回セミナーに参加するのが難しいと言っておられた桜島の元代表の上谷田さんもいらして下さり「成長したリッキーと一本でもスパーリングをやりたかったから」と言って頂けました。スパーリングをしたのですが、上谷田さんにはずっと可愛がってもらっていたので、成長したところを見せることが出来て良かったです。スパーリングをして体を動かすことが出来たので、かなりリラックスした状態でセミナーに入ることができました。セミナー開始前からみんなが優しく話しかけてくれたので、全然緊張しなかったです。
セミナーの内容はハーフガードで、アンダーフックしてからの展開とリバースハーフの二種類を中心にセミナーを行いました。最初はベーシックなクローズドガードへの戻し方などをやり、その後アウトサイドトラップを用いてスイープやバックテイク、またリバースハーフからスイープやサブミッションと順にやっていきました。ほとんどの人が僕のことを知っているので、分からないことがあればすぐに質問などしてくれていたので、僕もやりがいを感じながらセミナーを進行し続けられました。また「これは凄い、これは良い」と打ち込みをしながら言ってくれていたので、気分が良かったです。
2時間セミナーさせてもらったのですが、本当にあっという間で、僕も2時間続けられたということがインストラクターとして成長できたことを感じることができました。
その後は2分回しで休憩なしでスパーリングをしていきました。ドンドン疲れていき、最後の石牟禮さんとのスパーでは全く動けず申し訳なかったです(笑)。
今回もVHTS様提供で商品を出していただきました。オシャレな商品ばかりでしたので、ゲットした方たちは喜んでおりました。VHTS様ありがとうございます。
少し僕が柔術を始めた経緯を書きたいと思います。柔術を始めたのは高校一年生のときです。中学生の時にお父さんが録画していたプロレスの番組を観ると、鈴木みのると永田裕志が戦っていました。それを見て興奮し、凄く感動をしたのを今でも覚えています。そこから学校の友達とプロレスごっこをするようになっていき、初めて覚えた関節技がテキサスクローバーホールドです(笑)。その流れで関節技を極める格闘技をしたいと思っていたところ、父の知り合いに上谷田さんがおり、そこから僕の柔術人生が始まりました。今よりもシャイで内向的、練習後に撮る写真でも緊張しすぎて全く笑えずというヒドイものでした(笑)。
3ヶ月くらいたって、写真を撮る時にふと笑うと上谷田さんが自分のことのように喜んで下さり、周りの人も喜んでくれました。メンバーが本当にいい人しかおらず、練習にもたくさんいけました。そのおかげか高校生活も楽しいものとなりました。こんな感じで自分を変えてくれた場所でセミナーをできたことに本当に嬉しく思っています。またどこかで鹿児島の人たちと会えるのを楽しみにしております。
この日は、新宿から出稽古の岩城さんも半強制的に率先して参加!
井賀さんと村澤さんと共に最後まで振り抜きました!
トレーニング終了後は、皆さん清々しい表情です!
先週の木曜日にリョウセイさんが久しぶりにトライフォースに来てくれました。
4年前、リョウセイさんが日本に住んでいた頃は本当に一緒に毎日練習していましたね。
リョウセイさんは現在ロンドン在住です。澤田が参加するプロ柔術ポラリスでは、リョウセイさんにセコンドについていただく予定です。心強い!
また練習しましょう!
私の新しいパッケージ作品、サワダースチョークが現在TFオンラインにて配信を開始しています。
「えっ!澤田ってサワダバーだけじゃなかったの!?」という方もいらっしゃると思いますので、私がダースチョークを得意になった経緯を書いていきます。
ダースチョークを初めて習ったのは白帯の時。初めて習った時は、「面白い技だけど、かけるチャンスが少なそうだなぁ。。。」と感じたのを覚えています。それからはスパーリングでもほとんどダースチョークはかけずに時は過ぎていきました。
青帯になると、サイドコントロールのトップからはアンダーフックをしてからのストレートアームロックが得意になりました。青帯の後半くらいから練習でもサイドコントロールを取る機会が増え、アンダーフックをしてからのアームロックに磨きがかかっていきました。そしてそれはサワダバーへと変化していきます。
紫帯になると、TF内では「澤田はサワダバーというアームロックをしてくる」というのが知れ渡り、練習でかなり警戒されるように。すると私がサイドコントロールを取ると相手はなかなかアンダーフックをさせてくれなくなりました。
アンダーフックをされない最も良い方法は、「自分がアンダーフックをする(=脇をさす)」という方法です。相手は私の脇をさすようになり、私は必然的にアンダーフックエスケープやベリーダウンエスケープを喰らう機会が激増します。
その時にふと白帯時代に習ったダースチョークをかけてみました。久しぶりに仕掛けたダースチョークは面白いように極まり、次第にもう一つの私の得意技になっていきました。「自分がアンダーフックをしたらサワダバー・相手がアンダーフックをしたらダースチョーク」という法則を見つけた時のパズルが埋まったような快感は今でも忘れられません。サワダバーとサワダースは本当に名コンビなのです。
黒帯になった現在は、さらに良い相棒に巡り合っています。ダースチョークの弟分とも言える、ネクタイチョークです。ネクタイチョークについてはまた今度書きたいと思います。
3月10日に行われる、UAEJJ主催のアブダビキングオブマットに澤田が参戦します。
参戦の経緯ですが、まずは前日に行われるアブダビグランドスラムロンドン大会にエントリーをしました。
こちらは56kg以下級でエントリーし、エントリー後に運営側から「翌日の10日に招待制の試合、キングオブマットを行うから参加しないか?」と誘いがあり、快諾しました。
つまり2日連続で試合をします。9日にグランドスラム(オープンエントリー、56kg以下)、10日にキングオブマット(招待制、69kg以下)といった感じです。
キングオブマットは今まで3度開催されていて、どのイベントも有名選手が集まった注目度の高いものでした。
今回もかなりの強豪が名を連ねていますが、インパクトを残せるよう頑張りたいと思います!
参戦する選手について、ブラジルブログ様が記事にしています。こちらからどうぞ!
ちなみにイベントに「アブダビ」と付いていますが今回の開催地はイギリスのロンドンです。ロンドンは初めて行くので楽しみですね。
アブダビキングオブマットの試合が終わって5日後にはプロ柔術ポラリスが同じロンドンで開催されます。
こちらからもオファーがありました!もちろん即答で参加を決めました。
ポラリスはサブミッションオンリーのプロ大会です。過去に8度行われています。
個人的にはサブミッションオンリーの試合は一度はやってみたかったので、かなりワクワクしています。
ポラリスの公式サイトはこちらです。
ロンドン3連戦、頑張ります!
3月5日は休館日となります。10:30からフリースパーがありますが、通常のクラスはありません。
写真は井賀さんによるサワダーハウスの撮影の様子です!
吉永が恐縮しまくっています(笑)