2月16日(日)は休館日となります。
新宿屈指の才能の持ち主であるテジュン。
そのポテンシャルを今回のTFCでは存分に発揮してくれました。
試合中に出血するアクシデントもありましたが、表情一つ変えず戦いきった姿も素晴らしかったです。
そしてその勝利に触発されたグォンさんも勝利しました。
ガードワークの上達が目覚ましかったですね。驚きました。日々の練習の成果だと思います。
フルッタフルッタ杯ではジュンヒが勝利し、グォンさんが負けたことですごく重い空気になっていたという噂。(笑)
今回もテジュンが激勝したことで、グォンさんへのプレッシャーは凄まじかったでしょう。
しかしそれが力になって良いパフォーマンスを発揮できたと思います。
グォンさん、ジュンヒ、テジュンたちから今後も目が離せません!
FULLFORCE CUP JIU-JITSU OPEN 05
2020年2月9日(日)大阪市立修道館
アダルト茶帯ルースター級
優勝 佐藤智彦
明日2月11日(祝)はキッズトレーニングキャンプ及びトライフォースチャレンジ開催のため休館となります。
トライフォースチャレンジでは試合終了後の15時あたりから合同スパーリング大会もあります。
品川区総合体育館でお会いしましょう!!
澤田です。
前回の続き、今回はトップ編を解説していきます。
トップからのサワダバーは、スピンオフ作品のようなものです。
前作のサワダバーでも、最後にちょこっと触れているぐらいですが、今回はガッツリとトップを主役にしています。
前作の製作以降、最も技術体系が進化した部分がトップからのサワダバーです。
そして、特に最近では「サワダバーってむしろトップからの方が強くないか!?」と自身で感じるようになりました。
スピンオフ作品が本編よりも有名になってしまうような現象です。麻雀漫画の「天」と「アカギ」みたいな感じに。
トップからのサワダバーを強くしていることの要因の一つとして、パスガードとサブミッションのダブルアタックを狙える、という点があります。
トップからのサワダバーは、①クロスボディアンダーフック②レッグインサート③グリップブレイクという手順で行います。ボトムからでは最初の手順がエルボーフックでしたが、トップからでは代わりにクロスボディアンダーフックを行います。そこ以外は同じです。
このクロスボディアンダーフックというポジションは、強烈なパスガードのポジションでもあります。図でいうと、上がパスガードへのルート、下がサワダバーへのルートです。
相手は両方ディフェンスしなければいけないので、かなり厳しい状況に追い込まれます。
では、どこからそのクロスボディアンダーフックへ行くか?こんなにたくさんエントリーを教則では紹介しています。
無限とも思えるエントリーから、より実践的で発生しやすいシチュエーションを選びました。すべてはクロスボディアンダーフックに通じ、通じてしまえばこっちのもんです。
また、トップからのサワダバーはボトム以上に相手のディフェンスのリアクションが一定です。これは本当に間違いないです。
ボトムからのサワダバーは、相手のフィジカルや体格差によってぶっこ抜かれてしまったり持ち上げられてしまって防がれてしまうことがあります。リアクションがイレギュラーであったり、埋められないパワー差によって防がれる、というのはボトムでは起こります。そのことは澤田自身でも感じます。
トップからの場合は、自分が相手の上にいるので、ボトムよりは体格・フィジカル差によるイレギュラーなリアクションやディフェンスはなくなります。それゆえ、相手の動きに合わせたポジションキープのパターンをいくつか覚えておけばよいのです。
教則では、クロスボディアンダーフック状態で相手がディフェンスしてきた場合、頭を跨いでレッグインサートをする前の場合、レッグインサートをした後の場合など、シチュエーションを細かく分類しています。
サワダバービヨンドは2月11日(祝)発売です。ざわ・・・ざわ・・・しながらお待ちください。