オーサクさんとハネダさん。
オーサクさんは出張が多いようで、その際にはトライフォース博多とトライフォース大阪でお世話になっております。
博多や大阪に出稽古に行かれる方はその前にご一報ください。
先方の先生に芝本からご連絡差し上げております。
デラヒーバ杯で決勝に勝ち上がったジュンヒ。
その試合で相手のフルスクワットの構えに戸惑ったようです。
まずスタンディングの攻防では頭の高さを相手に合わせる必要があります。
相手がフルスクワットで低く構えたら、自分も頭の位置を低くして構えましょう。
基本通りの引き込みやテイクダウンに行くことは相手の構えからして難しいです。
おススメは袖口を持って後ろにさがるように座る引き込み。
相手との距離を確保でき引き込み際のパスを受けません。
一度座ってしまえば袖は離しても大丈夫です。
そこからはいつもの寝技の練習通りです。
もし間合いとタイミングが合えば、低空でのアンクルピックも効果的です。
お尻を完全に落としている相手は後ろへのバランスがありません。
ジュンヒも良い経験が積めてますね。
コンペティションクラスで頑張っているので、引き続き挑戦してもらいたいです。
横浜オープンで初戦を勝利した谷さん。
得意なテイクダウンからの展開でポジションをコントロールし、一本勝ちできました。
積極的な攻めをみせ、全日本オープンの負けを払拭できる勝ちっぷりでした。
続く準決勝は強豪相手。
開始早々、何の躊躇もなくサッと引き込みました。
これは監督と散々練習してきた内容です。
タイミング、スピード見事でした。そして速攻でシングルレッグに捉え、粘る相手にダブルレッグに変化して追います。
ここを獲り切れるようになれば下からの展開にも勝ちパターンが生まれ、全体の勝率を上げられます。
ダブルレッグを切られた後のリカバリーは引き続きの課題です。フロントロールエスケープの方向とお尻を上げる角度が甘いです。
しかしながら課題を一つ一つクリアしていこうとする姿勢には頭が下がります。練習への意欲も日に日に増しているように感じます。
さらに練習を積んで、次の試合に出れる時には一つでも多くの課題をクリアできているように頑張っていきましょう。
10月6日(木)は休館日となります。
全日本オープンで圧勝し順調に試合デビューした虎之介。
今回は横浜オープン、デラヒーバ杯の2大会をそれぞれ階級別とオープンクラスの合計4カテゴリでエントリーしました。
金曜から日曜までの3日間連戦です。
本人の意気込みは十分。
会場近くにホテルを取り、2泊3日の遠征体制。
最終日の日曜に階級別がある為、試合以外は体重調整。横浜中華街も散歩のみ!
そんな虎之介の結果は、横浜オープン階級別で相手が計量オーバーで失格。
その他の3カテゴリは優勝に届かずでした。
十分に攻めているのにポイントに繋げられなかったり、相手に不用意にポジションを与えてしまったり。そこに柔道の癖が出てしまいました。
練習してきた柔術で勝ちたいからこそ、それが余計に悔しかったと思います。
今大会をきっかけに、さらに柔術の技術と戦略を意識して練習できるのではないでしょうか。
虎之介の大会後の感想は「3日間楽しかった!」でした。
簡単にいかないからこそやり甲斐があり、夢中になれるものです。
「柔術で強い」を目指して引き続き頑張りましょう!
3日間お疲れ様でした。
2022年10月1日&2日
横浜武道館メインアリーナ
2022年9月30日(金)
横浜武道館 メインアリーナ
アダルト青帯オープンクラス
2位 藤永虎之介
3位 谷泰朗
アダルト青帯ミディアムヘビー級
優勝 藤永虎之介