女性初の認可インストラクター

芝本さおりが認可インストラクターの資格を取得しました。女性としては初です。

トライフォースにはみなしのインストラクターはおらず、カリキュラムを指導するためには黒帯であってもトレーニングコースを受講する必要があります。彼女はネイビーシールズよりもキツイとされるそれらの訓練を経て、早川の直接審査の後に資格の取得に至りました。

すでに高いレベルのインストラクションスキルを身に着けており、どこへ出しても恥ずかしくないレベルに達しています。ハードルを上げてしまって申し訳ないのですが、あえて言いたい。インストラクターとしての素晴らしい素養を秘めていると。

ただし、それは技を正確に伝えるというスキルの部分においてです。インストラクターとしての統率力、包容力、総合的に求められる様々な力は、現場で場数を踏み、多くの生徒を指導し、またその生徒たちを高みに引き上げてあげることによってしか身につけることが出来ません。

教えることの楽しさを知るのは良いことです。しかし教え好きが必ずしも有能なインストラクターであるとは限りません。人を指導するということは、時には辛く苦しい作業も伴います。それだけ責任のある立場だということです。

その責任感を自分の力に変えて、今後も柔術家としての研鑽を続けて欲しいと願っています。早川よりの手向けの言葉でした。

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