今夜、パン柔術2017に出場するために日本を発つ山田です。
本日は出発前の最後の朝クラス指導でした。私もちょうど出社して最後に会えました。
同行者なしの一人旅なので、「なんか分からない事あるか?」と聞くと「テクニックでもいいですか?」と最後の最後まで技の質問をされました。しかも山田らしいマニアックな内容でした。
今夜、パン柔術2017に出場するために日本を発つ山田です。
本日は出発前の最後の朝クラス指導でした。私もちょうど出社して最後に会えました。
同行者なしの一人旅なので、「なんか分からない事あるか?」と聞くと「テクニックでもいいですか?」と最後の最後まで技の質問をされました。しかも山田らしいマニアックな内容でした。
4月15日(土)開催の『Japanese National IBJJF Jiu-Jitsu Championship 2017/ジャパニーズ2017(墨田区総合体育館)』の試合申し込み締め切りは、4月7日です。
また茶帯・黒帯の方はIBJJFカードの発行締め切りが3月24日なのでそちらも気をつけて下さい!
長友さんよりサプライズで帯を贈呈して頂きました。
自分の名前の刺繍を入れた帯は白帯以来かなと思います。
トライフォース宗家の刺繍も入れて頂いておりました。その名に恥じぬように今後も精進致します。
この帯は帯授与式などの式典で着用させて頂きます!
3月から4月にかけては、体験や入会希望の方が増えてきます。
この日も女性が体験に来てくれました。
レッスンはスタンディング2でした。
安全面に配慮した投げ方、受け方を学びながら練習していきます。
豪快な投げ技が決まると楽しいですね!
本日のレギュラークラスではマスターカリキュラムより抜粋してクロスガードを指導しました。
防御としてのクロスガードではなく、ガードポジションのフォームとしてのクロスガード(or クロスグリップガード)です。
相手のフォーム3のポスチャーを崩せなかった時に有効であり、一度セットアップすれば、ロールオーバースイープ、バックロールスイープ、オモプラータ、ストレートアームロック等、変幻自在のガードワークで相手を翻弄することができます。
トライフォース史上最強の使い手が渡辺直由先生でした。いつかまたナオ先生に特別クラスを実施して頂きたいですね。
ちなみに日本ではこのテクニックは「ホレッタ」の俗称で知る人が多いと思います。しかし来日時にホレッタ本人に聞いたみた人曰く「ホレッタ?その技はヘリコプターだ。」と言われたそうです。
ヘリコプターは、日本ではデラヒーバガードからのバックスピン系のテクニックの俗称として普及しています。
そしてホレッタ自身が「これが俺のオリジナルスイープだ」と言って説明した技は、トルネードスイープの俗称で知られる技だったようです。
何だかこんがらがってしまいますね。しかし日本国内で柔術を語る上ではどうでも良いっちゃどうでも良い話です。
この日のレギュラークラスでは、自分のラペルを相手の首に巻きつけてチョークを掛ける技法を説明しました。
個人的に得意なテクニックであり、若い頃によく使っていました。
しかし奇襲テクニックなので、クラスで教える頻度はあまり多くありません。
奇襲とは何か。
相手が知らなければ掛かるし、知っていれば掛からない、そういう技のことです。
では正攻法の技とは何か。
相手が知っていても掛かる技のことです。
オンリーレッグというトレーニングです。
最近のクラスでは思い出したかのようにスパーリング前のドリルとして行っています。
両手を封印し、足だけでパスガードを防ぐシンプルなドリルです。
足を利かせるということの意味が、このドリルではじめて見えてきます。
スパーリングでパスガードを防ぐのがうまい会員さんでも、このドリルをやると全くパスガードが防げなくなる状況がしばしば露見します。
腕力によるディフェンスに頼っていたり、柔軟性のみでしのいでいたり、ブリッジで切り返すことが得意な方はそうなります。
体力が衰えたときに要注意です。どれも加齢によって最初に衰えていく能力ばかりです。
足を利かせることこそがパスガードディフェンスの王道であり真髄です。その技を磨きましょう!
井賀孝インストラクターの朝ベーシッククラスです。
朝クラスのインストラクターの中では、井賀先生が最古参です。有名フォトグラファーであり、山伏であり、柔術家です。
指導力とカリスマを備えた男です。
褒めちぎるのはこのくらいにしておきましょう。
トライフォースでは、チャンピオンクラスを指導員としてずらりと揃えているわけではありません。
かつてはそういうこだわりもありましたが、今は確かな指導力とカリキュラムに精通していることを最重要視しています。
だからこそ、ベテランの域に達した先生方にも、いつまでも指導の現場の最前線に出てもらうことができます。
これは私の企業理念でもあります。