鈴木和宏が8月29~30日にアメリカ・ラスベガスにて開催される IBJJF Jiu-jitsu CON International 2024に参戦します!
この大会はワールドマスターと同時開催されるアダルト部門の大会です。
試合後はカリフォルニアに移動し、世界王者メンデス兄弟の運営するAOJにて短期修行をする予定です。
試合と修行を控える鈴木和宏にインタビューを行いました。
・まず自己紹介をお願いいたします
トライフォース東中野ヘッドインストラクター、公認アスリートの鈴木和宏です。
・今回のIBJJF JIU-JITSU CON参戦に至った経緯を教えてください
昨年、JBJJF全日本選手権を黒帯で制することが出来ました。今後は世界を舞台にどれだけの結果を残せるかという事が、私の競技人生における1つのテーマです。
その中で、一般にブラジリアン柔術の世界で最も権威のある大会と称される、IBJJF世界選手権に挑戦する事が、当面の目標です。
しかし、今年6月に行われたIBJJFアジア選手権は3位という結果に終わり、まだその出場権が得られていない状況です。
そのため、今回IBJJF JIU-JITSU CONを優勝し、出場権を掴み取りたいと考えています。
・試合後にはAOJにて短期修行を行います。その経緯と狙いを教えてください
日頃、トライフォースのコンペティションクラスを練習の中心とし、稽古を重ねています。
元々紫帯より参加の許可を頂き、多くの黒帯トップ選手の方々に稽古を付けて頂く中で、強くなる事が出来ました。
しかし、今や気付けば私も黒帯となり、コンペティションクラスを主催する立場になっています。今までの、ただ先輩方に稽古を付けて貰えれば強くなれた環境とは違い、後進のためにも、常に自分をブラッシュアップしていかなければならないと強く感じるようになりました。
その1つの方法として海外修行の希望がかねてよりありましたが、この度早川先生からもその修行の助言を頂いたことで、実現に至りました。
今回修行するAOJは、世界王者に何度もなったハファエル・メンデス先生とギリャルメ・メンデス先生が主催するアカデミーで、新宿ヘッドインストラクターの芝本先生も過去に修行していたところです。
・AOJでの修行にはどの様な点を期待していますか?
2019年3月に公務員を退職し、柔術に人生を賭けることを決意しました。その際に訪れたブラジルのアリアンシ・リオでの修行が今でも心に残っています。
期間は10日程度であったと思いますが、トライフォース柔術の源流に触れ、その時に感じた柔術の精髄は私に大きな影響を与えました。それは今でも自分のスタイルの中心にあり続けています。
今回は、4年半ぶりの海外修行となります。昨年トライフォース柔術の黒帯を授与頂き、その上で世界の一流アカデミーであるAOJに修行へ行くことで、また新たな発見やインスピレーションが得られることを期待しています。
・海外遠征や海外修行をするに当たってトライフォースからのサポートはありますか
公認アスリートとして、いつもサポートして頂いています。今回、修行にかかる滞在費を含めた全額をサポート頂くことになり、大変感謝しております。チームに貢献できるよう精一杯励んで参ります。
・今回より道着スポンサーがブルテリアさまに変わりました。どのような心境でしょうか
今回ブルテリアファイターの末席に加えて頂くにあたり、坂本社長を始めとしたチームの皆さんに本当に感謝しています。偉大な選手が数多く在籍する中、私も少しでも実績を積み重ねて貢献していけますよう、これからも精進していきたいと思います。
・最後にトライフォースのみなさんへのメッセージをお願いします
いつも私を支えて下さっているトライフォースの皆さん、ありがとうございます。元々ただ好きでやっていただけの柔術でしたが、多くの皆さんのサポートを受ける中で、このチームのために頑張りたいという気持ちに変わっていきました。今ではそれが最も大きな力であり、モチベーションとなっています。
頑張ってきます!