動作の細分化

By 2025/03/10池袋

鈴木です。
最近は柔術だけでなく、英会話やケトルベルなど新しい分野のチャレンジもしています。
また、それによって気付かされることも多いです。

英会話では、「Hello」の発音をよく注意されます。ハローではなく、ヘロゥ。
アではなく、発音記号で言う “ə” の音になるのですが、私にはほとんど同じに聞こえます。
しかし、当然ネイティブはそれら二つを全く違う音として認識しています。

ケトルベルで混同しやすいのは、身体を起こす際の、「スクワット動作」と、「ヒンジ動作」の違いです。後者はデッドリフトを行う際に用いるフォームですが、やはりこの二つは全く異なる意味を持ちます。

柔術に当てはめて考えてみると、手を掴むときの「サムレスグリップ」と「レギュラーグリップ」、脚の使い方として「オープンベース」と「ツイスティングベース」が代表的な例でしょう。初心者がつまづきやすいポイントではありますが、私たちはそれらを、全く異なるシチュエーションで使い分けています。

こうして考えてみると、スポーツが上達するためには、動作をより細分化して考え、使い分けていくことが大事であると言えます。

もし柔術を技術的に向上させたいのであれば、私はテクニック検定の受験をオススメします。
自分が1つのテクニックをどれだけ細分化して考えることが出来ているのか、先生たちとの認識の違いを知ることが出来ます。

とはいえ、それらは段階的に学んでいくものなので、間違いを恐れる必要はありません。
皆さんも、もし私が「ハロー」と話しかけていても、暖かい目で見守ってください。

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