石松さんと古賀様がいい並びで座っていたので思わず撮影しました。
残念ながら小学生のうちの息子はサッカーに専念していますが、そこの保護者さんから、上の高校生の息子さんがもうサッカーはやり切ったので高校卒業と同時に「引退」すると話されていてびっくりしました。
そういえば引退してそのスポーツ自体を辞めるみたいなことはよくある話ですね。
僕自身も柔術をやり始めて、挫折しそうな時もありましたが、引退のような形で柔術に全く関わらなくなることは全く想像の外でした。
楽しかったはずのサッカーに追い詰められ、プロになれないから、結果が出ないからサッカー自体と全くかかわらなくなる事を選んだたことは容易に想像できます。
僕ら柔術やってる方は競技引退はあると思いますが、特殊な事情でもない限り、引退の選択肢はないですね。
引退は就職などでたまにありますが、原則「無い」です。
実際のクラスでも競技やっている人も、ここに娯楽として来られている人もお互いがお互いの違いを尊重して成り立っています。
ここは他の日本のメジャースポーツと比べても遥かに優れている部分です。当たり前のようで他のメジャースポーツではなかなか実現しにくい部分、ところが柔術はその部分は完全に実現できています。
これは誇れることではないでしょうか?
柔術をされている方は仕事や家庭と上手にバランスを取りながら練習しています。
その中には気の置けない仲間と海外で楽しく遠征して試合をされる方もいます。
皆さんプロではないのでもちろん自腹ですが、生涯スポーツとしてやり続けてこのような体験を得られるのはかけがえのない物ではないでしょうか?
何気ないサッカー関係の保護者さんとの会話でそのようなことを実感した次第です。
皆さん目的や志向は色々ですが、そのいろいろな目的や志向にに向かって柔術を楽しまれる方を手助けしていければなと思っています。いつも。
今回は燃え尽きた若者と生涯スポーツをお探しの方メインの文章になってしまいましたが、他競技でまだまだやれると思った方、生涯で初めて競技として取り組まれる方ももちろんお待ちしています。