2017年11月から池袋本部にてマスターカリキュラムのクラスをスタートさせる予定です。
ベーシックもアドバンストも、アカデミーにおける試用期間を経て修正点をあぶりだし、完全にブラッシュアップした作品をオンラインにアップロードしました。
マスターカリキュラムも120%完成しているので、20%を削ぎ落とす必要があります。クラスで実際に指導しながらその見極めを行って参ります。
これでトライフォースのカリキュラム三部作がようやく完成します。全450種類、マルチフィニッシュ分の技もカウントすればおよそ500種類のテクニックが一覧化されます。
ちなみにマスターカリキュラムにも、ベリンボロや50/50は相変わらず出てきません。あえてそうしたわけではなく、限られた枠の中で、単純に入れる余地がありませんでした。
カリキュラムにはトライフォースにおける”水と空気”のようなものしかラインナップしていません。ベリンボロも50/50も、なきゃないでまあ生きていけるというのが現在の私の実感です。
多くの人にとって最大公約数的なテクニックであるかどうかも重要なポイントです。カリキュラムのテクニックは、あくまでも同体格で標準的な柔軟性の相手に掛けることを想定しています。
よってインストラクター自身や、一部の会員にとって非常に困難と思われるムーブメントが含まれる技は、当然除外してあります。
飛び付き十字固めであるとか、側転パスガードであるとか、そういった類の技もそうですね。知りたい人は新明先生に教えてもらって下さい。
カリキュラムにはないその他のモダンテクニックは、レギュラークラスで各先生から得意技を習ったり、TFオンラインのテクニックライブラリーやパッケージ作品を視ることにより補って下さい。というかYouTubeを視て下さい。流行り技は大抵見つかるでしょう。
さてベーシックカリキュラムは2010年にはクラスで試験運用を開始し、2014年末に書籍&DVD化しました。
ベーシックを作るのには5年の歳月を要しましたが、それを作りながらアドバンストの内容も80%は固めていたので、アドバンストはその2年後の2016年末には発表することができました。
そしてアドバンストを作りながらマスターの内容も80%は固めていたので、TFオンライン公開後から1年以内にマスターカリキュラムの配信を開始することが出来ました。
同時進行の期間を考慮せずにおけば、制作期間はベーシック5年、アドバンスト2年、マスター1年ということになりますので、ベーシックを作るのが一番難しい作業でした。何度も挫折しそうになりました。しかし根気よく諦めずに続けていればいつかは終わるものですね。
カリキュラム三部作の全アップロードが完了した後は、また新たな基軸としてセルフディフェンスのプログラムもまとめたいと考えています。これは帯昇格等には全く関係ないスピンオフのようなものです。スターウォーズ本編に対するローグワンのようなものでしょうか。
帯制度のコラム等でも過去に何度か書いておりますが、トライフォースがセルフディフェンスを全面に押し出す方向性というのは考えていません。それならばグレイシー系列のアフィリエイトを目指さなければ筋が通りません。
セルフディフェンスのプログラムは、増え続ける護身術セミナーの需要にトライフォースが独自に応えていくためです。企業から、警備会社から、学校から、様々なニーズがあります。早川、渡辺、中山、新明、エーゲン以外にも、セルフディフェンスを教えることが出来る指導者を育成する必要があります。グレイシーのクラシック護身術をベースとし、あくまでも早川が考案したプログラムということになります。
ナオさんが残してくれたセルフディフェンスのレガシーであるJJSD、今では五反田でのみ運用されていますが、新プログラムの完成後は、JJSDは一旦リセットさせてもらう予定です。また新たな検定をご用意致します。
昨日、川本先生から紫帯を授与していただきました。
少しその時の気持ちを忘れない内に、書かせていただきます。そして、瀬川さん、左海さん、青帯昇格本当におめでとうございます!
帯授与式の日、紫帯ってどんな感覚なんだろうと思いながら、トライフォース大阪のドアを開けました。すると道場が始動し始めた時からお世話になっている先輩がすでに来ていました。とても嬉しかったです。それから、次々と会員さんが来られました。
私は、その曜日と時間帯は、クラスを担当しているので絶対に来れないはずの人もわかります。それなのに来てくださった会員のみなさん、本当にありがとうございました。
会社の仕事があるのに理由をつけて抜けて来てくれた人、仕事を早めに終わらせて来てくれた人、来れなくてもおめでとうと言ってくれる人、いつもどおりに接してくれる人、みんなに感謝です。
白帯で柔術を始めたときは、青帯の人がいるとその人と練習できることが本当に楽しみでした。紫帯の人は、正直いってよくわからない存在でした。
青帯になって、柔術がさらに楽しくなりました。紫帯の人は、とにかく1つ1つの技術がさらに確立されているように感じていましたが、やはりよくわからない存在でした。
現在白帯や青帯の会員さんには、私が柔術を始めて紫帯の人に対して思った不思議な人になれればと思います(笑)
これからもみなさんと一緒に技術を磨き続けていきたいと思います。
これからもよろしくお願いします!
川端
川本です。
本日は大阪で帯授与式でした!
川端さんことバティに紫帯、瀬川さん、左海さんには青帯を授与しました。
バティはトライフォース大阪ができて最初の頃にまったくの初心者として入ってきて、たった3年で紫帯までたどり着きました!
全く格闘技経験がないにもかかわらず、短い期間で本当に強くなりました。
これからまだまだ強くなれます。これからどれだけ上手くなるのか楽しみな存在です。
そしてバティは、普段からインストラクターとして、スタッフとしてトライフォース大阪を支えてくれています。トライフォース大阪を支える大きな柱の一本として、これからもよろしくお願いします。
瀬川さんは、仕事が忙しくてなかなか練習に来れない日がありながら、試合では常に結果を出し続けて、そのメダルも10個以上!本当に実力十分として授与しました!
左海さんも、先日の西日本マスター大会で、自分の階級とオープン合わせて7試合に勝利し、本当に強いです!
大阪も紫帯青帯の人が増え、頼もしい限りです。
他の皆さんも頑張って練習して続いてください!
2017年10月に豊島区立長崎小学校で実施させて頂いた護身術セミナーの模様です。
ありがたいことに年内に小学校での護身術セミナーのオファーはさらに2箇所から頂いております。
学校での講習会はもちろん無償でと毎回申し出ていますが、自治体?からいくらか謝礼が出るルールになっていることが多く、その場合は頂いた謝礼で、指導者メンバーでありがたく昼食だけ頂いております。
企業向けの護身術セミナーは年内にあと5回ほど開催する予定です。大手警備会社さま、神戸トヨペットさま、T-KIDSシェアスクールさまをメインクライアントに、グループレッスン、プライベートレッスンを含め、こちらはビジネスとしてしっかりやらせて頂いております。
年内にやることはまだまだ一杯です。トライフォースでは、町道場としての地域へのスポーツライフの提供と、社会貢献とのバランスを重視しています。
最近はとにかく護身術のニーズが高いです。危険が身近に感じられる世の中となり、多くの方がそういった場面に実際に直面する機会が増えてきたこともあるでしょう。
まずは意識改革から。危険は現実にそこかしこに存在している、そのことをしっかりと認識してもらうことが、身を守るためのスタート地点であると私は考えています。
3連休は全て11時から道場は開いていますので、旅行などお出かけにならない方は是非道場に来てください。
また10月8日の日曜日は神戸の王子スポーツセンターで西日本新人戦が行われます。
TF大阪から出場される方がいますので、是非応援に来てください!