原点にして頂点

早川総代表は、先週4月18日水曜日に神戸トヨペットさんで護身術セミナーをされ、翌19日木曜日にトライフォース大阪にて特別クラスを開催していただきました。

私は幸運にも両方のクラスを受講したので、その感想を総代表の指導に絞って少し書かせていただきます。
両レッスンとも、トライフォースの指導の原点というべき、分かりやすく楽しい素晴らしいレッスンでした。

まず、１８日に行われた神戸トヨペットさんでの護身術セミナーですが、２５名程度の方が出席されたのですが、半分ほどの方が柔術も護身術も全く初めての方でした。
普通初めての方はグダグダになりがちだと思うのですが、総代表の説明が実にわかりやすく、また飽きさせないものだったので、みなさん初めてとは思えない動きでした。
分かりやすいというのは、教える人間なら当たり前のように思われがちですが、柔術という共通言語を持たない一般の方に対して分かりやすく説明するというのは非常に難しいものです。
また飽きさせないというのも非常に重要です。総代表は、技の見せ方も非常にうまく、技の説明にユーモアを交えるなど飽きさせない工夫が随所に見られました。総代表の指導を２０年近く見させてもらっていますが、毎回新しい説明をされるのでいつも新鮮です。
ですので、セミナーを受けられた方々はあっという間の９０分で、また受講したいと思う内容だったと思います。
毎回お手伝いしている私が、毎回次もお手伝いしたいと思う素晴らしいセミナーです。
この護身術セミナーは８回目で、次の９回目も予定されているのは、神戸トヨペット様の満足度が高い表れだと思います。

次の日の１９日の特別クラスでは、アドバンスクラスとマスターカリキュラムからピックアップされた指導内容でした。
大阪ではまだ茶帯は１人、紫帯は３人しかおらず、マスターカリキュラムは難しいのではないかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
難しい難しいといいながら、多くの方がきれいな動きで、技を楽しんで練習されていました。
技の説明で、スタートポジションを明確に示し、技の途中の分岐点でのポイントの説明、そしてフィニッシュポジションまでの流れの手順の説明をクドくならないよう、順番が飛ばないように的確な説明があったからだと思います。