本日は日本ブラジリアン柔術連盟(JBJJF)の審判部長の植松先生とルールの確認会を行いました。
(植松は私の外弟子でもあり、呼べばいつでもすっ飛んできてくれます!)
私は2010年までJBJJFの審判部長を務めておりましたので、その後もルールに関しては二代目の桑原先生、三代目の植松先生とは緊密な連携を欠かしてはいませんでした。
しかしアジア柔術2017の試合において、いくつか気になった裁定がありましたので、実際に植松先生を呼んで現状の解釈について確認しました。サドルポジション、あるいはハニーホールと呼ばれるポジションにおける反則の定義についてです。
結論として、私のこれまでの解釈に特に変更はありませんでした。安心しました。
ポジションの名前こそありませんでしたが、これらのレッグロックシーケンスは、2000年頃にはすでにアレッシャンドリ・パイヴァ先生から私は伝授して頂いておりましたので、トライフォースにおいても、エビ蔵や上山さんなんど、この技法を得意とする弟子が多くおります。
今後マスターカリキュラムでレッグロックのレッスンを配信していく上で、競技会で反則となってしまう技を教えてしまわないように、しっかりと再確認したかったというのもありました。
これで撮影と配信に備えることが出来ます。
ただし収録予定であった「クロスフットロック」はグレーゾーンということで収録を見送ることにしました。実際の試合動画などを見ても、反則負けになっている試合と、勝利宣告を受けている試合、両方が散見しております。リスクを避けるためにカリキュラム化は控えます。
ちなみにベーシックカリキュラムにおける、バックコントロールに対するダブルフットロックの名前を”ダブルフットロック”という名前にしておいたのは、後にクロスフットロックを収録する予定だったからです。
先々のことまで考えてベーシックカリキュラムを作り込んでおりました。