澤田です。
サワダバーの続編となる、サワダバービヨンドが2月11日(祝)より発売されます。
サワダバービヨンドは、ボトムとトップに分かれていますがまずはボトムについて解説していきます。
図を用いて説明していきます!
サワダバーは①エルボーフック②レッグインサート③グリップブレイクという手順を踏んでいきます。
これはどのガードからでも変わりません。
そして、前作のサワダバーではこの基本システムの説明が中心でした。
発売が発表されてからよく質問を受けます。
「前作のサワダバーを見ていないんですが、ビヨンドから見ても大丈夫でしょうか?」
大丈夫です。海外ドラマでもシーズン2からでも楽しめるように、「これまでのプリズンブレイクは・・・」みたいな感じであらすじを紹介してくれますが、サワダバービヨンドでもそれはあります。
一つ目のテクニックは、前作のオーバービューです。ご安心ください。
※澤田は実は海外ドラマ見たことありません。違ったらゴメンナサイ。勝手な海外ドラマのイメージです(笑)
そしてこの基本システムの入り口となるエルボーフックへは様々なエントリーがあります。
前作ではざっとこんな感じのエントリーを紹介しました。どちらかというと相手のパスガードに合わせるカウンターが中心ですね。
赤いところをご覧ください。今回はハーフガードとその亜種であるラッソ+フロントカラーグリップガードからを中心にエントリーを紹介しています。
また、サワダバービヨンドでは、相手がサワダバーを警戒しエルボーフックに入り辛い場合にどのようにオフェンシブにエントリーするか、という点を重視しています。
次にトラブルシューティング。
サワダバーはレッグインサートすればほぼ勝ちといっても良いです。ただ、レッグインサートするまでが結構大変でもあります。
そこで、レッグインサートし辛い時に使うベリーダウンレッグインサートというムーブを説明します。
このムーブは、スイープやバックテイクでも使うのでぜひマスターしてください。
それでもレッグインサートできない時はスイープ又はキムラロックに切り替える、といった流れです。
この辺までカバーしておくとかなり実践的なシステムになりますし、柔軟性がなくてレッグインサートができないという悩みも解決できます。
さらに、今回図で紹介したところ以外で、前作で埋めきれなかったピースを補完してあります。そちらもお楽しみに。
というわけでシーズン2からでもまだ間に合う、サワダバービヨンドの紹介でした。
2月6日(木)は休館日となります。
今日のノーギクラスではギロチンの法則を紹介しました。
極まる体の位置についてです。
絞め手と同じサイドにいると極まりやすく、
絞め手と逆サイドにいると極まらない、という法則です。
この形はベーシックカリキュラムでも登場する形ですね。
なのでディフェンスのために逆サイドに跳ぶ練習もしました。
オフェンスとディフェンス、対で練習すると覚えやすいと思います!
澤田伸大「サワダーバー ビヨンド(フルセット)」収録時間:3時間8分
Nobuhiro Sawada “Sawada-bar Beyond” Full package 188 minutes
サワダバービヨンドは、ボトム編とトップ編の2つから構成されています。ボトム編では、前作のサワダバーでも紹介したエルボーフック、レッグインサート、グリップブレイクというシステムは踏襲しつつ、新たなエントリーを披露します。前作では相手のパスガードへのカウンターが中心でしたが、今回はサワダバーを警戒しディフェンスを固める相手にオフェンシブにサワダバーを狙う方法を説明します。また、サワダバーを狙うなかで起こりうる相手のディフェンスやカウンターに対するトラブルシューティングも網羅しています。トップ編では、トップからのサワダバーを深く掘り下げます。トップからのサワダバーは、クロスボディアンダーフック、レッグインサート、グリップブレイクという手順で行い、クロスボディアンダーフックポジションからはパスガードとのダブルアタックを狙うことにより非常に強力なコンビネーションを実現させています。また、核となるクロスボディアンダーフックへの様々なエントリーや相手の様々なディフェンスへの対処、パスガードのバリエーションも紹介します。