芝本とグランドインパクトに出場したフルタイム林さん。
「ほとんどの人がフルタイム会員なのになぜ僕だけあだ名?」という問いについて試合直前まで語らいました。
結局、それを解消できぬまま彼を試合場へ送り出してしまいました。
試合はコンバッチと同時に怒涛の攻撃を仕掛けてきた相手のテイクダウンを受けてしまいます。
サイドコントロールエスケープから試合を組み立てなくてはいけなくなり、相手優位な状態が続きました。
それでもフルタイムで練習してきた林さんはディフェンスをしっかりと実行し、ガードに戻します。
相手もそれを最小限で食い止めてくるので、その不十分なガードは再度パスガードを許してしまいます。
そのまま試合は終了してしまいました。
私は日頃の練習で林さんの技術力の高さを評価しています。
ベーシックからモダンまで全局面で攻防できる会員さんのお一人です。
しかし試合での結果がついてきません。
「先生が試合前にフルタイム問答するからでは?」と言われたらその通りなので申し訳ございません。
試合後、林さんと話しましたが
「試合に出ることで練習の質が上がった。それが自分にとって充実している。」
というその言葉を聞いて涙しました。
勝利を目指すのは大前提ですが、試合の価値は勝ちではないということを認識されておられました。
そんなフルタイム林さんを見て、なおさら勝たせてあげたいと思うようになりました。
エニタイム林への進化はあるか!?(笑)